春日部市の充実人生支援拠点

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年末年始 12/28午後~1/4休診です

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予防歯科とは

予防歯科

予防歯科の基本は

  • 虫歯にしない
  • 歯周病にならない
  • きれいな歯並びを作る
  • 白い美しい歯並びを一生大事にしたい
  • なにより 健康でいたい

健康は一生の資産です。

健康を日常生活から手に入れましょう

虫歯予防のスタートは妊娠期から

お母さんの妊娠期には生まれてくる赤ちゃんのために、お母さん、お父さんの虫歯治療、歯周病治療を終わらせましょう。

乳幼児期は虫歯の予防。将来の健康人生のために健康行動の準備期間と考えましょう健康を意識する生活スタイルの学習が大事です。

赤ちゃんに生えた最初の乳歯の感動を覚えていますか。4~6歳になったら歯並びに気をつけましょう。

小学校時代は虫歯予防。そして健康的な食生活習慣を学びましょう。

10代になると家庭外での活動時間が増えます。食生活そして飲料に対する注意が必要になってきます自我の芽生えと共に一番歯科医院から足が遠のく年代です。その前に定期的に歯科医院を訪れる習慣形成をしたいものです。

虫歯予防

虫歯予防には歯磨きが必要なことは皆さんご存知ですね。今の時代歯を磨かない人はいませんよね。

それでも多くの人が虫歯になるのはどうしてでしょう。

虫歯の成り立ち

脱灰

むし歯は歯の表面(エナメル質)からカルシウムなどが溶け出すことで起こります。(脱灰といいます) 

エナメル質はカルシウムの結晶が大半ですから酸性状態になると結晶が溶け出します。私たちが食事やカロリーのある飲料をとりますとお口の中の細菌はそれを分解して酸性環境にします。ですから飲食回数が多いとそれだけ酸性に傾きやすくなります。

またお口の中の細菌が多いとまたそれだけ酸性に傾きやすくなります。

特に砂糖を含む食品はむし歯菌の栄養源となります。飲食回数の多い場合や唾液の分泌量が減る夜間なども口腔内が長時間酸性環境にさらされます。酸性の飲み物や酸性の食物でも溶け出します。炭酸飲料やスポーツドリンクも要注意です。

唾液には緩衝作用があり、酸性になった口腔環境を中和する働きがあります。

再石灰化

一度、溶け出したカルシウムイオンなどが歯に再び取り込まれてエナメル質の結晶を硬くすることを再石灰化と言います。

初期のむし歯(白く濁って見える白斑状態)は可逆的な病変です。唾液の力でお口に中が中性化されると溶け出したカルシウムがまた歯に戻ってきます。こうなりますと白斑は消失します。

日常生活の中で脱灰と再石灰化のバランスがとれていれば、むし歯は進行しません。脱灰を促進する最大の原因である細菌の酸の産生を抑えることが極めて大切です。この反応は微量のフッ素イオンが存在するとより促進することが知られています。

白斑

脱灰が進んだ後 表面から再石灰化が行われますから結果的には表面直下が一番脱灰が進んだ部分になります。

ですから虫歯の極初期は表面の性状は変わらずに直下の結晶が乱れて白く濁った状態になります。

ここまでにお口の中の環境を改善できれば削らずに治すことが出来ます。

初期虫歯

内部が角砂糖で表面が極薄い氷砂糖で包まれていると想像してください。表面の氷砂糖部分が溶けると内部の角砂糖部分は一気に溶け出すわけです。

こうなると削って修復する必要があります。

早期発見と経過観察

昔は早期発見・早期治療と言っていました。

30代以降の方は子供の頃歯科医院に検診に行っては削られ銀や金属の詰め物をされて悲しい思いをされた方も多いのではないでしょうか。

現在は早期に発見し、それを生活習慣を見直す貴重な機会として捉え虫歯治療はなるべく遅らせると言う考え方になっています。

レーザー虫歯診断器

レーザー光を虫歯に当て反射する光を計測する器械です。虫歯を引き起こす細菌が特徴的波長を反射することを利用しています。削らないで虫歯の診断が出来ます。

ただし、この数値は光の当て方などによっても簡単に変わってしまい、プラーク(歯垢)にも反応してしまうので、ダイアグノデントを使えば虫歯の診断は完璧というわけではありません。

補助的な診断機器ですのでX線や視診と合わせて総合的に判断します。重要なのは初期虫歯を発見してもすぐに削らない事です。天然のエナメル質が最高の虫歯予防のバリアです。

基本的に初期虫歯は削らずに生活習慣の見直しと観察が必要です。

プラークコントロール

細菌が固まってべたべたした歯垢(歯くそ)をプラークと言います。ですから虫歯予防の基本はプラークの生成を減らすプラークコントロールとも言えます。

プラークコントロールの基本は

  1. 飲食回数を減らす
  2. ブラッシング(歯磨き)でプラークをかき取る
  3. フッ素の使用でプラークの生成を減少させる

が基本となります。

歯科医院で歯科衛生士にプラーク除去のためのクリーニングを受けるのは大変効果的です。

フッ素の利用

虫歯の進行を防ぐために、フッ素(フッ化物)を利用しましょう!

フッ素の利用は虫歯予防に大変効果的です。

フッ素(正確にはフッ化物)が虫歯の進行を防ぐ理由
  1. 歯の再石灰化を促進する!
  2. フッ素が歯に取り込まれ、酸に強い歯を作る!(フルオロアパタイトが形成される)
  3. 虫歯菌が酸を作るのを抑制する!(フッ素で虫歯予防ができる最大の理由)
フッ素の効果的な使用法
  1. フッ素を使用する前にプラークコントロールを行い、プラーク(歯垢)を落とす!
  2. フッ素の濃度よりも、回数や隅々まで行き渡っているかどうかが重要!
  3. 複数のフッ素利用法を併用する。
  4. フッ素使用後、しばらくの間(30分くらい)は飲食しない!
    唾液に混じったり 口腔内に残ったフッ素が再石灰化に伴いゆっくりと歯質に取り込まれます。
フッ素って安全なの?

フッ素は特別なものではなく、お茶や味噌汁、清涼飲料水など様々なものに入っています。私たちは毎日知らず知らずのうちに、ある程度の量のフッ素を摂取しているのです。

ただし、フッ素を一度に取りすぎると中毒症状(吐き気や腹痛など)が現れます。しかし、フッ素を普通に使用している分には全く問題はありません。

また元々高濃度のフッ素を含む飲料水を飲用し続けると斑状歯と言われる白斑のある歯が生えてくる事があります。ただし現在の日本ではほとんど報告されていません。

フッ素の利用法
  1. フッ素洗口
    日本で最もポピュラーなフッ素適用法です。
    低濃度のフッ素でぶくぶくうがいをする方法です。
    虫歯予防率は約20~60%と言われています。
    費用も1年間あたり約  円で経済的です。
    当院でも販売しています。
  2. フッ素スプレー
    フッ素スプレーはブクブクうがいの出来ない1~3歳に特に有効です。
    持ち運びにも便利です。
    虫歯予防率は約10~30%程度です。
    また、フッ素スプレーの値段は1本   円です。(1本で約2ヶ月分です)
  3. フッ素ジェル
    グレープ、オレンジ、ミント、レッドベリー、バナナなど色々な味のものがあり楽しみながら虫歯予防が出来ます。少量であれば食べても問題ありません。
    歯磨き嫌いの子供に興味を持たせるために使ったりすると効果的ですが、虫歯予防率は約10~30%程度です。
    また、フッ素ジェルの値段は1本    円くらいです。(1本で約1ヶ月分です)
  4. フッ素塗布
    フッ素塗布は、歯科医院で歯に高濃度のフッ素を塗布する方法です。
    十分な効果を得るためには、歯科医院で年3~4回塗布を行う必要があります。
    フッ素塗布のためにわざわざ歯科医院に行くとなるとかなり手間がかかると思われるでしょうが、ほとんどの場合虫歯の治療や定期的なメンテナンスのついでに行われます。
    虫歯予防率は約20~40%です。
  5. フッ素配合歯磨材
    フッ素(正確にはフッ化物)配合の歯磨き粉を使えば良いだけなので、簡単に実行です。
    現在市販されている歯磨き粉の半分以上はフッ素配合のものなので、知らず知らずのうちに実行している可能性も高いです。虫歯予防率は15~30%程度です。
    フッ素入り歯磨き粉の値段は100~3000円くらいと、安いものから高いものまで様々です。
    歯磨き粉を1.5g(小児は0.5g)ほど歯ブラシの毛先につける(埴毛部分に5ミリ程度)。
    毛先を使った歯磨き法で3分間、歯を磨く。
    コップに水を10ccほど含み、ぶくぶくと口の中隅々に行き渡るようにリンスする。
    そのまま吐き出したあとは新たなうがいをせずに最低2時間は飲食を控える。
    誰でも簡単に入手出来ます。

  6. 水道水のフッ素添加
    水道水にフッ素を添加することで、国民全員にフッ素洗口法以上の虫歯予防効果が現れます。しかも特別なことは何もせず、ただ普通に生活していれば良いのです!
    虫歯予防率は約50~70%で、さらに費用も国民1人当たり年間約50円と非常に経済的です。
    効く!簡単!安い!3拍子揃ったまさに最強の方法です。
    世界30カ国以上で行われていますが、残念ながら一部の地域を除いて日本では行われていません。
  7. フッ素錠・配合食塩
    アメリカやヨーロッパではフッ素の錠剤を売っています。
    またフッ素を添加した食塩もありますが天然塩にはもともとフッ素が含まれています。

診療メニュー

20年以上予防歯科に取り組んできた当院。豊富な経験を活かし、一人ひとりにピッタリの予防法をご提案いたします。

痛みの少ない治療や生まれ持った歯を長持ちさせる治療を実践。初期の虫歯は削らず、経過を見守る方針です。

いずれ生えてくる永久歯を虫歯ゼロにするために、小児歯科の経験豊富な歯科医師が、虫歯予防や予防矯正を行います。

成長の力を利用した治療方法で、お子さまの歯をなるべく抜かずに、心身への負担の少ない矯正治療を行っています。

担当の歯科衛生士がついて、オーダーメイドのケアを行います。

保険診療でも自費診療でも、お口にフィットして「よく噛める入れ歯」を目指してお作りします。

ご希望にあわせてオーダーメイドの治療を行います。

検査・診断から治療、治療後のメインテナンスもしっかり行い、長持ちさせます。