当院の小児矯正の特徴

お子さまの歯並びを理想的にするには、舌と唇を正しく使った呼吸の仕方・飲み込み方・噛み方など、口元の良い習慣をつくることが大切です。こうした習慣は、正しい噛み合わせがベースにあることで自然に身についていきます。

しかし矯正治療を行う際、かえって噛み合わせのバランスが悪くなってしまう場合もあります。歯を並べるスペースを確保するために抜歯しなければならないこともあり、そうした治療法では、歯並びのアーチ全体が小さくなって、噛み合わせが崩れるのです。

そこで当院では、できるだけお子さまの歯を抜かずに歯並びを整える「非抜歯矯正」を実践しています。非抜歯矯正は、お子さまの成長に合わせて歯並びのアーチを横に拡大するように導いたり、歯を後ろ、つまり口の奥側へ移動させるよう促して、歯をきれいに並べるためのスペースを自然に確保していく治療方法です。

抜歯しない矯正治療は、お子さまの身体への負担も少なく、治療の後も健やかな噛み合わせを維持しやすいのが特長です。「矯正治療はしたいけれど、歯を抜くのには抵抗がある」という方や「歯並びも、噛み合わせも、健康な状態にしたい」という方は、ぜひ当院にご相談ください。

成長期のお子さまの場合は、あごの成長を利用して矯正治療を行います。ワイヤーで歯をひっぱる矯正治療のように、歯を移動させるスペースをつくるために歯を抜く必要がほぼありません。そのため、お子さまの心身への負担が少なくて済むのがメリットです。

お子さまの成長を利用した、基本的に歯を抜かない小児矯正を行っています。

院長は、20年以上前（※）から小児矯正に取り組んでいて、経験豊富です。お子さまの噛み合わせを正しい位置に導く「咬合誘導」や、歯並びが悪くなるのを防ぐ「予防矯正」もご提供しています。

どちらも、お子さまのあごの成長を利用して行う治療です。従来の矯正治療では、歯を動かすスペースをつくるために歯を抜きますが、当院が採用している方法では、抜歯の必要がほぼありません。そのため、お子さまの心身への負担を軽度におさえられます。

また、「舌を前に突き出す」「口をポカンと開けている」といったお口周りのクセは、歯並びが悪くなる原因をつくります。当院では、こうしたお子さまのクセを改善するトレーニング「MFT」（筋機能療法）を、歯科衛生士が担当となって実施しています。お口周りの筋肉のバランスを整えることでクセをなくし、歯並びの悪化を防止。同時に、正しい呼吸の習慣も身に着けられるため、体の免疫力が上がるというメリットも得られます。

• 舌を正しい位置に置く（スポット）
• 唇を閉じる訓練
• 舌を持ち上げる（挙上）訓練など

正しい歯並びを獲得するために、舌や唇のトレーニングを行います。歯は、舌が内側からかける力と、唇が外側からかける力が中立するところに並びます。そのため、舌と唇の機能が正しく作用するようになると、自然と美しい歯並びが完成します。幼い頃から舌や唇の筋肉のバランスを整えて、きれいな歯並びを目指しましょう。

（※2018年現在）

※自費診療です